忘れないという生き方

おはようございます。
 今朝は下関・愛宕寺様におります。昨夕に入りました。東京講座から宇治に帰り席を温める間もなく、M&Uスクールの皆様へのご挨拶もそこそこに電車に乗りました。M&Uスクールの皆様夕方までご精進ください。
 諸行無常愛別離苦、生者必衰、会者定離の理(ことわり)、別れは避けられません、とは言いましてもやはり悲しい、一息で魂が天に昇っていく、一息一生です。下関・愛宕寺様の信者Sさん行年92才、私が下関・愛宕寺様にお世話になる以前より60年以上護法にお尽くしいただきありがとうございます。Sさんからいただきました信心の真心、姿勢を大切にお守りしてまいります、ありがとうございます。安らかにお休みください。
 他の信者の皆様もSさんのお姿、姿勢を見習ってくださることでしょう。ご夫妻共にご信心いただきました祈りのお心は皆さんにお伝え致します。お約束いたします。家庭が家族が幸せになる要道が夫唱婦随、ご夫妻共々の信心です。Sさんご夫妻は真の信心の道を歩まれたのです。

 信とは「得ることではなく」「信の道を歩むことです」。得ることを前にすることは信ではなく、我欲です。得たい欲しいでは安心、豊かさは得られないのです。

 信の道を歩んだ後に「花は咲き実が稔るのです」。Sさんのご家庭はお子様もお孫さまもご信心をくだされいています。まさしく教えを実践くださいました。ありがとうございます。
 会者定離という理、教えは聞いて知っていますし覚悟はできていると思ってもいましたが、しかし、別れがある度に、悲しみにうちひしがれます。死は万人の将来であると分かっていても、ジタバタしてしまう私がいます。
 私たちは人様の活躍の姿を見て夢として志として、生き様を学び考えるように、別れを現実としたとき人生の来し方を大切に学び学ばなければいけません。お通夜の読経を勤めさせたいただき改めて一日一生、一息一生の思いに至りました。ご縁をいただきました皆様から学んだ多くのことを「忘れないという生き方」「報恩」の大事を思っております。
 今日から改めて菩提の祈りを無心に捧げます。皆さんも愛別離苦という必ず来たるであろう事を考える休日としてみてください。
 
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
※運命開運相談。辯財天秘法姓名判断。家相、地相の相談等々ご相談ください。0774-44-5380(心華寺)。0832-22-7404(愛宕寺)。mail:bonsan01@wao.or.jp。相談したときから主体性のある本物の人生が始まります。相談料は一件につき五千円いただいております。
※心華寺でプチ修行をしませんか、修行僧と同じメニューで一日を暮らします。非日常の体験をしますと、自分を客観的に見ることができるようになります。チャレンジ下さい。一泊二日:一万円。
※繁栄の法・先祖供養を致しましょう。毎月の供養を修しますと、確かな繁栄がもたらされ、あなたの姓名からご先祖の守護神を鑑定、そのご先祖を供養することで繁栄がもたらされます。ご相談ください。
※ご家族で修養しませんか!家族の絆が深まり、家庭内の憂いが無くなります。

 

 

価値観の変わる相対世界に悩むな

おはようございます。
 「にんげん学」東京講座「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。老子35章、ご紹介します。静かに素読ください、魂が清められます。
 「大象(たいしょう)を執(と)れば、天下往(ゆ)く。往(ゆ)きて害あらず、安平太(あんぺいたい)なり。楽(がく)と餌(じ)とは、過客(かかく)も止(とど)まる。道の言(げん)に出(い)だすは、淡乎(たんこ)としてそれ味わい無し。これを視るも見るに足らず。これを聴くも聞くに足らず。これを用いて既(つく)すべからず。」
 訳、「大いなる「道」の形の無い形をしっかり把握している者には、世界のあらゆるものが集まってくる。集まってくるが混乱は起こらず、安らかで平穏でゆったりとしたままである。美しい音楽と美味しい食べ物には旅人でさえ足を止める程の魅力があるが、「道」を言葉で聞く事は淡白で味気無いので皆通り過ぎてしまう。この様に「道」は見ようとしてもよく見えず、聞こうとしてもよく聞こえないものだが、人生において用いればそのはたらきには際限が無いものだ。」
 やはり無を説く老子、一昨日の一宮講座の話しと共通して一貫性があります。
 「道」に形がないのは、それが抽象的概念だからです。あらゆる物を育てるからです。そしてそれは人々が好む人為的な美徳や理想とは違うので、その良さを理解できる人は少ないのです。
 「世の為、人の為に自らを犠牲にする人」と「特に何もしない人」では、あきらかに前者の方が人々の尊敬を集めます。多くの場合、人が他人を尊敬するのは自分にはできない事ができるからですが、それが高じて互いに非人間的な美徳や高すぎる理想を押し付けあう様になると世の中は窮屈になり、お互いを尊敬できなくなり争ってしまうようになるのです。これが昨今のパワハラモラハラの元となっているのです。
 よく「偽善」という言葉を口にする人がいます、そもそも「相対的な概念でしかない善には本物も偽物も無いはずです」が、偽善という言葉を口にする人の中には、それが他人に押し付けられたにせよ自分で築いたにせよ、「確固たる善」が存在しているのです。

 その自分の中の「確固たる善」に反するものは悪であり偽善というわけなのです。確固たる善にしろ偽善にしろ、「そんなものはありませんよ」というのが老子の言う「道」なのです。
 事を為せば遅い、早いは当然あることであり、上手下手もあります。成果を出せない人もあるのです。それで道を云々するなと老子はいいます。遅い者は続ければ早くなりますし、下手だった人もやり続ければ上手になるのです。
 老子第一章に、「これが「道」だと言い表せるような「確固たる道」も存在しない」と言っています。皆さん、人生五十歩百歩です。自惚れず、落ち込まず、ポストにベストです。

 来月の東京本年の最終講座は12月6日(金)となっています。本年最終講座是非ご一緒ください。
 今日は、固定観念を捨て、価値観の変わる相対的世界を捨て周りをじっくりと見まわしましょう。友だちや仲間、上司や部下の方の素晴らしいところが見えてきます。
 今日から心華寺では一泊二日「M&Uスクール」が開校されます。受講生の皆さんお気を付けて入山ください。

 

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
※運命開運相談。辯財天秘法姓名判断。家相、地相の相談等々ご相談ください。0774-44-5380(心華寺)。0832-22-7404(愛宕寺)。mail:bonsan01@wao.or.jp。相談したときから主体性のある本物の人生が始まります。相談料は一件につき五千円いただいております。
※心華寺でプチ修行をしませんか、修行僧と同じメニューで一日を暮らします。非日常の体験をしますと、自分を客観的に見ることができるようになります。チャレンジ下さい。一泊二日:一万円。
※繁栄の法・先祖供養を致しましょう。毎月の供養を修しますと、確かな繁栄がもたらされ、あなたの姓名からご先祖の守護神を鑑定、そのご先祖を供養することで繁栄がもたらされます。ご相談ください。
※ご家族で修養しませんか!家族の絆が深まり、家庭内の憂いが無くなります。

✩「にんげん学」東京講座ご出席の皆さんありがとうございます。Sさん、鹿児島土産のお菓子、ご出席いただけませんでしたが、わざわざ出張帰りにお菓子を皆さんへお届けくださり感謝いたします。美味しく頂戴しました、ごちそうさまでした。来月本年の最終講座です、是非ご出席ください。

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 ✩昨日は心華寺・金港辯財天様は「仏器お磨きの日」でした。六波羅蜜、布施行をいただきました皆様ありがとうございます。感謝いたします。皆様の功徳は多くの方々の功徳となり社会を明るくします。

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心を空っぽに

おはようございます。
 「にんげん学」一宮講座「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。
 心学の書は楽しませてくれます。もちろん、はっきりと分かることも愉しいのですが、抽象的な真理をああだ、こうだと考えることが楽しいのです。人様の心に接し、ああ、なるほどと別れてから膝をたたいて納得する喜びにも似ています。
 昨日学びました老子四章、老子はいつも意味深です。だからこそへこたれない人生となる。
 「道は冲(むな)しきも、これを用(もち)うれば或(ま)た盈(み)たず。淵(えん)として万物の宗(そう)に似たり。その鋭(えい)を挫(くじ)いて、その紛(ふん)を解(と)き、その光を和(やわら)げて、その塵(ちり)に同(おな)じくす。湛(たん)として存(そん)する或(あ)るに似たり。われ誰の子なるかを知らず。帝(てい)の先(せん)に象(に)たり。」
 ここから「和光同塵(わこうどうじん)」という語がうまれました。「ぼんやり生きよう」ということでもあります。あまり、とんがっているとせっかくの才能も能力もダメにしてしまいますよ、ということです。争いは「正しいと正しいが引き起こす」と老子はいいます。人生は争うためにあるのではなく、生きがいをやりがいをもって生きることです。
 「「道」は空っぽの器の様にそれだけでは何の役にも立たないように見えるが、それを満たそうとしても満ちる事がないくらいに遠大なものである。その懐の深さは万物を生み出す根源の深さでもある。それは鋭くとがった刃先を丸くし、もつれた糸を解きほぐし、光の輝きを和らげ、何でもない塵と一つになる。まるで水を湛えた器の様に静かにそこにある。その「道」はどこから生まれたのか解らないが、万物を司る天帝のさらに祖先であるようだ。」
 何だか良く解らない「道」の何だか良く解らない説明ですが、じっくりとお読みいただき味わってください。
 しかし「空っぽの器」という例えはとても解りやすい。器というものは中が空であるからこそ、そこに何かを入れる事ができるのです。「何もない」という事が全てを受け入れる包容力の源となっているのです。固定観念に囚われ人様の事を何一つ受け入れない認めないということはいけません。
 「その光を和げて、その塵に同じくす。」の部分は和光同塵という後々仏教にも取り入れられた言葉の原典になりました。「道」のあり方を人間のあり方として捉えた解釈です。 これも私流に解釈しますと「ポストにベスト」です。これができるのにと、とんがったり、あれでなければと、不平を言ったり、固定観念で心の中が一杯になっていたら、人を否定することにもなり、共に歩む人も出てはこないのではないでしょうか、与えられたポストに無心にベストを尽くす、無限の人のお役に立てるようになり、無限の可能性の扉が開かれるのです。
 和光同塵、角を出さず、楽しく過ごしましょう皆さん。肩を怒らせ、意地を張って生きる、しんどい人生は止めましょう。一宮講座も今年も来月で最後の講座となります。12月5日(木)となっております。お忙しいとは存じますが、最後の講座よろしくお願いいたします。
 今夜は「にんげん学」東京講座「老子を読む」です。東京地区の皆さん銀座二丁目「東京都中小企業会館8F」の会場でお待ちしております。
 今日は目立つことを考えるのではなく、楽しく淡々と一日をお過ごしください。
  
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
※運命開運相談。辯財天秘法姓名判断。家相、地相の相談等々ご相談ください。0774-44-5380(心華寺)。0832-22-7404(愛宕寺)。mail:bonsan01@wao.or.jp。相談したときから主体性のある本物の人生が始まります。相談料は一件につき五千円いただいております。
※心華寺でプチ修行をしませんか、修行僧と同じメニューで一日を暮らします。非日常の体験をしますと、自分を客観的に見ることができるようになります。チャレンジ下さい。一泊二日:一万円。
※繁栄の法・先祖供養を致しましょう。毎月の供養を修しますと、確かな繁栄がもたらされ、あなたの姓名からご先祖の守護神を鑑定、そのご先祖を供養することで繁栄がもたらされます。ご相談ください。
※ご家族で修養しませんか!家族の絆が深まり、家庭内の憂いが無くなります。

 ✩「にんげん学」一宮講座「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。Nさん、「ぼた餅」を皆さんにありがとうございます。

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勝って兜の緒を締めよ。

おはようございます。
 言葉は大切です。言行一致を心がけ日々を過ごしたいですね。言葉は行動しなければどんなことでも言えますし、人を責めることも出来ます。「口は災いの元」を自覚したいものです。
 「失敗は得意の時」といいます。佐藤一齋先生曰く、「得意の時候は、最も当に退歩の工夫に著(つ)くべし。一時一事もまた皆亢龍(みなこうりょう)あり。」(目的を達成し、得意の気持ちが出て来たなら、退くことを考えるべきである。一事一時であっても昇りつめた龍といえるような高い地位についたなら、退くことを考えておかないと滅亡の悔いを残すことになる。)
 このような教えも「事を成すは窮苦の日に在り、事の破るるは得意の時に在り」。勝って驕らない人のみが勝利者になれるのでしょう。勝って兜の緒を締めよです。
 勝利して感謝が出来ない故に驕り高ぶってしまい身の破滅を招くのです。
 平家物語でも「栄枯盛衰の理(ことわり)を現す、驕れる者は久しからず、ただ春の夜の夢の如し」とあります。勝って驕るべからずの教えではないでしょうか。連戦連勝で天下を取った歴史の英雄はいません。一勝した者が天下を得ているのです。これは得意が滅亡を誘っている証でもあります。
 人様よりも、少し成績が良くなった、昇進した等々で驕れば身に破滅となることを学びたいですね。今夜は「にんげん学」一宮講座「老子を読む」、明晩は「にんげん学」東京講座「老子を読む」です。自分の心が一番不可解なものかもしれません、老子を読みデトックスして驕りの毒素をはき出しましょう。
 今日は驕りがないかをチェックしてはいかがでしょうか。

 

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
※運命開運相談。辯財天秘法姓名判断。家相、地相の相談等々ご相談ください。0774-44-5380(心華寺)。0832-22-7404(愛宕寺)。mail:bonsan01@wao.or.jp。相談したときから主体性のある本物の人生が始まります。相談料は一件につき五千円いただいております。
※心華寺でプチ修行をしませんか、修行僧と同じメニューで一日を暮らします。非日常の体験をしますと、自分を客観的に見ることができるようになります。チャレンジ下さい。一泊二日:一万円。
※繁栄の法・先祖供養を致しましょう。毎月の供養を修しますと、確かな繁栄がもたらされ、あなたの姓名からご先祖の守護神を鑑定、そのご先祖を供養することで繁栄がもたらされます。ご相談ください。
※ご家族で修養しませんか!家族の絆が深まり、家庭内の憂いが無くなります。

✩昨日開店しましたNPOこころのはな「子ども食堂」ご来店ありがとうございます。次回の開店日は12月4日(水)です。ご来店お待ちしております。昨日は「ハヤシライス」でした。

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✩行者・誠澄に昨朝は5人のご随喜の方がありました。ご随喜くださいました皆様には一層のご守護をお祈りいたします。ごくろうさまでした。

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大志と細心

おはようございます。
 大志を持っている方の共通は「細心」にあるようです。書経に「細行を矜(つつ)しまざれば、大徳を累(るい)せん。」(ちいさな行いも慎重にしなかったなら、ついに大きな徳をもそこなうことになる。)
 その後に「山を為(つく)ること九仞(きゅうじん)の功を一簣(いっき)に欠く。」(高い山を築くのに、最後のもっこ一杯の土が足りないために完成しない。長い間の努力も最後の少しの過失からだめになってしまう。)
 このような教えも、「難事は易きに作(おこ)り、大事は細事に作る。」(難しいことも簡単なことから起こり、大事件も些細なことから起こる。)
 老子は「難を其の易(やす)きに図り、大を其の細に為す。」(難しくなるようなことは簡単なうちに処理してしまいなさい。大事になるようなことは小事のうちに始末しなさい。)
 今年も一ヶ月半となりました、一年を総括する時でもあります。人生が行き詰まったり、計画が思わしくなく終えようとするのは、「志を忘れている結果かもしれません」。すべて、その原因は、小さな事から出発しているのです。しかし、細心でない人は、それに気づきません。大事に至って気づくようです。「古今を通じて成功者の共通点は、心遣いは細かいが、志は遠大であることのようです」。
 佐藤一齋先生は「真に大志有る者は、よく小物を勤め、真に遠慮有る者は、細事を忽(ゆるが)せにせず。」(ほんとうに、大きな志のある者は、些細なこともおろそかにしないで処置し、真に遠大な志のある人は、こまかなことも、ゆるがせにしない。)
 これは、「心は小ならんことを欲して、志は大ならんことを欲す」ということでありましょう。日常茶飯事を大切に歩む事が大事を為す要因でもあるのです。このような事を思い、11月後半へ入り、12月の総括を始められてはいかがでしょう。
 今日はNPOこころのはな「子ども食堂」開店日です。今日の正午まで予約を受けつけております。午後4時から7時まで開店します。0774-45-5561。小学生以下は無料。中学生以上保護者の方は300円ちょうだいしております。予約後のキャンセルの場合も必ずお電話を入れてキャンセルして下さい。お待ちしております。
 子ども食堂へのボランティアさんを募集しております。国の宝でありますお子さんのためにお力をお貸し下さい。毎月、第一、第二水曜日、午後1時から8時までのお手すきのお時間お助け下さい。お待ちしております。よろしくお願いいたします。
 明日は「にんげん学」一宮講座「老子を読む」、明後日は東京講座「老子を読む」です。一宮、東京共に会場で皆様とお目のかかれますことを楽しみにでかけます。

 今朝は行者・誠澄への随喜の方が五名おられます。月・火・水と三日連続で随喜下さる方があり、六根清浄の行「懺悔練行の功徳を感じていただいているのでありましょう」。ありがとうございます。
 今日は志を再確認する日としていただきますよう。
  
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
☆「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。
※どのようなことでもご相談下さい。人生開運相談。辯財天秘法・開運姓名判断(名は体を表すと言います。幸運を引き寄せる鑑定を致します)。
☆家庭運・社運向上繁栄の法・先祖供養を修しましょう。あなたの姓名にご先祖様の守護霊を鑑定します。そのご先祖様を日々供養されることで、繁栄安泰がもたらされます。ご相談下さい。あなたの根本、大元がご先祖様です。
地鎮祭。交通安全祈願。厄払い祈願。運気向上護摩祈願。各種祈願を承ります。
電話:心華寺・0774-44-5380。下関・愛宕寺0832-22-7404。メールbonsan01@wao.or.jp 相談する勇気が幸運の扉をノックします。
※心華寺で一泊、プチ修行、心身のリフレッシュをしませんか?いつでもお待ちしております。幸運の運気を招く心身を形成します。坐禅、読経、水行、写経、作務、食事作法、法話、非日常体験で、新しい自分発見。プチ修行一泊二日:一万円(午後2時入山、翌日午後1時下山)。各種ご相談料、一案5千円。
※お子さんとご一緒に修養しませんか!同じ価値観を持てば絆が深まります。

 ☆昨夜の満月に思わず手を合わせました。

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道と一つに

おはようございます。
 昨夜開講の「にんげん学」京都講座「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。
 いつも書いていますが、心学は心楽しませてくれます。師友のみなさん続けましょう。読んだり、見たり聞いたりしているときには、わかったように感じますが、老子の説く無為になれますよう、学びたいですね。昨日は老子24章ご紹介します。
「聞き取れない程のかすかなささやきこそ、言葉の自然な在り方である。
 吹き荒れる風は半日も続かないし、土砂降りの雨も一日中は続かない。そうしている のは自然そのものである。自然すら長く続けられない様な言葉の発し方を、人間が長 く続けられる筈が無い。
 だから「道」に沿った生き方をする者は「道」と一つになろうとし、徳に沿った生き 方をする者は徳と一つになろうとし、仁や礼を求めて徳を失った者は、それらと一つ になろうとする。「道」を求める者を「道」の方でも求め、徳を求める者を徳の方で も求め、仁や礼を求める者もそれらから求められる。いずれにしても言葉に誠実さが 足りないと、人からの信頼を失うものだ。」
 老子の教えは不可解に感じますが、「「道」を求める者を「道」の方でも求める」、この教えに震えがきます。

 また、次の教えにも感動です。

 「「道」と一つになろうとする者は、「道」も喜んで彼を受け入れます。
 「誠実」と一つになろうとする者は、「誠実」も喜んで彼を受け入れます。
 「不誠実」と一つになろうとする者は、
 「不誠実」も喜んで受け入れます。」
 老子無為自然な生き方を理想として「道」や徳に従うことを説きました。「道」や徳に従うとは、自然やありのままの自分に従うことです。私たちはややもしますと、世間的に評価されていることに価値を持ち、自分に素直でなくなったり、道や徳を無視してしまっていることを老子は戒めたのです。いわゆる自分を偽る、偽善をやめよと。
 ここで言う徳とはこの文字の本来の意味である、「直(なお)き心で行う (行=彳)+(直+心=悳)=徳」ということなので、無理をせず続けていくことができるのです。またありのままの自分を他人に押し付けるといった事もしないので、その態度は「ささやき」なのです。道に生きる人の持っている爽やかな雰囲気、風格となるのでしょう。
 他方で仁や礼といった美徳に従う人(ありのままの徳を失った者)は、耳障りの良い正義を振りかざして他人にまで押し付けようとするが、その仁や礼が要求する君子としての振る舞いに常に従うことのできる人は少ない。そしてかえって人々からの信頼を失うことになるという結果を招く場合が往々にしてあることはどなたでも経験しているのではないでしょうか。
 世の中に役立っている知識や技術が大切であればあるほど、無理をせずに、自分に正直に無為に暮らしなさい、無為に仕事をしなさいと教えているのが老子です。作為的に暮らし、仕事をすると自分で自分を破壊するからです。
 明日はNPOこころのはな「子ども食堂」開店日です。午後4時から7時まで開店します。明日の正午まで予約を受けつけております。0774-45-5561。小学生以下は無料。中学生以上保護者の方は300円ちょうだいしております。予約後のキャンセルの場合も必ずお電話を入れてキャンセルして下さい。お待ちしております。
 子ども食堂へのボランティアさんを募集しております。国の宝でありますお子さんのためにお力をお貸し下さい。毎月、第一、第二水曜日、午後1時から8時までのお手すきのお時間お助け下さい。お待ちしております。よろしくお願いいたします。

 今日は自分の心に静かに問いかけてみてはいかがでしょう、本当はなにをしたいの?無理してない、と。 
 
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
☆「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。
※どのようなことでもご相談下さい。人生開運相談。辯財天秘法・開運姓名判断(名は体を表すと言います。幸運を引き寄せる鑑定を致します)。
☆家庭運・社運向上繁栄の法・先祖供養を修しましょう。あなたの姓名にご先祖様の守護霊を鑑定します。そのご先祖様を日々供養されることで、繁栄安泰がもたらされます。ご相談下さい。あなたの根本、大元がご先祖様です。
地鎮祭。交通安全祈願。厄払い祈願。運気向上護摩祈願。各種祈願を承ります。
電話:心華寺・0774-44-5380。下関・愛宕寺0832-22-7404。メールbonsan01@wao.or.jp 相談する勇気が幸運の扉をノックします。
※心華寺で一泊、プチ修行、心身のリフレッシュをしませんか?いつでもお待ちしております。幸運の運気を招く心身を形成します。坐禅、読経、水行、写経、作務、食事作法、法話、非日常体験で、新しい自分発見。プチ修行一泊二日:一万円(午後2時入山、翌日午後1時下山)。各種ご相談料、一案5千円。
※お子さんとご一緒に修養しませんか!同じ価値観を持てば絆が深まります。

 ☆今朝の風景。

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コンパッション

おはようございます。
 昨日行われました今上天皇陛下「祝賀御列の儀・ご即位祝賀パレード」おめでとうございます。令和の時代の平和を、国民皆様とお祝いお喜びができた感動を忘れずに、支え合い、助け合う時代としてまいりたいと誓いました。皆さんも是非一歩譲り、歩きやすい人生といたしましょう。争いは「正しいと正しいが衝突するのです」。衝突したとき、一歩譲れば、相手もきっと一歩譲ることを信じましょう。
 昨日は第2日曜日でしたので午前10時から心華寺・金港辯財天様「水子供養祭法要」でした。おまいりありがとうございます。国の平和は先ず家庭からです。自分の立っている足下がぐらついているようではいけません。
 小さい命を大切に思われる心が豊かで安定する家庭を作っていきます。どのような大木でも小さな命、芽から大木となるのです。そのことを思いますと、身近なことの大切さが理解できるのではないでしょうか。毎月第2日曜日午前10時からの「水子供養祭法要」是非おまいり下さい。声なき声に行動される皆様には必ず安泰という善因善果がもたらされます。
 そして昨日はNPOこころのはな第35回「ひきこもり女子会」ご参加の皆さんありがとうございます。次回は12月13日(金)です。楽しい盛りだくさんの企画をしております。お待ちしております。
 私は、あるとき花が終わり茎だけの蓮を眺め美しいと感じました。花が咲いているときには、大勢の人が観にきてくれますが、枯れて茎だけになって寂しい姿です。
 しかし、私には、その姿に「生命力」を感じたのです。蓮の花はいろいろに咲きます。大小があり、形も違う、水の中に咲く場合も、いろいろです。しかし、季節が巡りますと枯れるのです。枯れますと、どの花が大きかったのか小さかったのか、見事だったのかが分からなくなるのです。そんなことを感じたのです。そして、また「一からやり直すんだ」ということを思ったのです。
 以前にこんな詩を書いたときがあります。
 「いっぱい花を咲かせた花も、
  少ししか咲かなかった花も、
  いつしか枯れる、
  枯れたら、どれが良かったのかわからない。
  みんな一からやり直し。
  希望が湧いてくる。

  もう一度、やろう。」
 という拙い詩とも言えない詩です。私は毎日出直しています。何千遍今度こそはと思ったことでしょう。だからいつも楽しいのです。次こそはという希望、夢です。
 学校という選択肢のない学びの中で、自由を求めていた時代、自由を求め飛び出し、生きる術を知らず、また不自由感を感じる学びの世界に戻り、更に傷つき、しかし、自分の活きる道を感じてからは、道を歩むという不自由を選択しながら、心に自由を得たのです。
 それが「一からやり直し」です。
 マジョリティーを否定しながらも、自分がやったことに対しては同じように「多数を求め、理解者を求める矛盾も知りました」、「理解してくれない人を排斥しようとする身勝手も知りました」。

 私は天台宗という宗派に属している僧ですが、お釈迦様の大慈大悲はマジョリティーを願ったのではありません。
 いわゆるコンパッションです(思いやり・利他・他の人や自分自身の肉体的、精神的、または感情的な痛みを助けるために、人々が邪魔をしないように動機付けること)。これはcompassion, sympathy, pity の3つのことですが「相手に同情・共感する気持ち」という意味においては同じですが、詳細を追求しますと3つの異なった感情です。
 まず、sympathy は広い意味で「相手の悲しみ、苦しみや不遇の状況に同情・共感する気持ちのこと」を言います。
 次にcompassion は相手の悲しみ、苦しみや不遇の状況に同情・共感し、「なんとかしてやりたいと思う気持ち」です。
 最後にpity は相手の悲しみ、苦しみや不遇の状況に同情し、悲しみ、「哀れに思う気持ち」です。

 慈悲とは「「慈」はサンスクリット語 maitrīを原語とし、これは mitra (友) から派生した抽象名詞で,あらゆる人に平等に注がれる最高の友情、友愛という意味。「悲」はあわれみ,同情の意で karuṇāを原語とし、嘆きを原義としています。他人の嘆きと同化し、みずからも嘆きをともにするとき、他人に対する最も深い理解が生じると説く 」のです。
 特定の団体に所属する人たちだけを対象にする心、気持ちではありません。人には誰に対しても大慈大悲の心は生じるのです。だから私は「共に」という言葉行動が好きなのです。そして毎日「一からやり直しましょう」と話しています。blogを書いているのも同様の気持ちです。
 今夜は「にんげん学」京都講座「老子を読む」です。午後6時半「ウィングス京都」でお待ちしております。老子は「天は非情なり」と、区別、差別をしない、とても素晴らしい教え、そこを踏まえての人情ですよ皆さん。ご出席下さい。
 今週は「みんな一からやり直し」という思いを持ってご精進下さい。充実の一週間でありますようお祈り致します。
  
 
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
☆「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。
※どのようなことでもご相談下さい。人生開運相談。辯財天秘法・開運姓名判断(名は体を表すと言います。幸運を引き寄せる鑑定を致します)。
☆家庭運・社運向上繁栄の法・先祖供養を修しましょう。あなたの姓名にご先祖様の守護霊を鑑定します。そのご先祖様を日々供養されることで、繁栄安泰がもたらされます。ご相談下さい。あなたの根本、大元がご先祖様です。
地鎮祭。交通安全祈願。厄払い祈願。運気向上護摩祈願。各種祈願を承ります。
電話:心華寺・0774-44-5380。下関・愛宕寺0832-22-7404。メールbonsan01@wao.or.jp 相談する勇気が幸運の扉をノックします。
※心華寺で一泊、プチ修行、心身のリフレッシュをしませんか?いつでもお待ちしております。幸運の運気を招く心身を形成します。坐禅、読経、水行、写経、作務、食事作法、法話、非日常体験で、新しい自分発見。プチ修行一泊二日:一万円(午後2時入山、翌日午後1時下山)。各種ご相談料、一案5千円。
※お子さんとご一緒に修養しませんか!同じ価値観を持てば絆が深まります。

☆生命力、再生・復活を感じます。生命は循環するのです。

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☆昨日開催しましたNPOこころのはな第35回「ひきこもり女子会」。午前の部「蕎麦打ち体験」。午後1時半より「ひきこもり女子会」でした。

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ご指導いただきました城陽市の「糸屋」さん、ほっぺたが落ちる美味しさでした。皆さんから再度のリクエストがありました。ありがとうございます。

☆毎月お手伝いくださる、FさんTさんYさんからのお昼の差し入れです。毎月ごちそうさまです。

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☆第35回「ひきこもり女子会」ご参加ありがとうございます。次回は12月13日(金)です。ひきこもり女子会が終わりましたら「宿泊して語り合おう会(秘密の忘年会)」があります。よろしくご参加下さい。

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