他人を妬まない

おはようございます。

私は仕事柄いろいろな人とお会いします。これはとても幸せなことだと仕事に感謝しています。そんな中でこの人はと思う人の素晴らしい共通項といいますか、なるほどだからここまでの人物となり得ているのだと感心するときがあります。
どのようなことかと申しますと。それは人様を尊敬はしても「妬まない」ことです。そんなことをふと考えていましたら「呂新吾(りょしんご)の呻吟語(しんぎんご)」を思いだし、読み直して見ました。
呂新吾が自分の戒めとしたのでしょう。私もこのようでありたいと思います。彼は「他人を妬(ねた)まない」こととして以下の三つを人として恥ずべき事だとしています。
「自分に才気がないことで、能力のある者を妬む。甚(はなは)だしきは、才能のある者を非難する。
自分が悪いことをしていながら、他人が善いことをしていると妬む。甚だしきは、善人その者をそしる。
自分が貧乏であることで、金持ちを妬む。甚だしきは、金持ちの没落を願う。
この三つの妬みは、人として最も恥ずべきことである。」
こうも言っています「他人の才能に嫉妬し悪意を持つ前に、自分を磨くことである。他人のことを素直に褒められる人こそ、本当の実力をもっている。」。
この通りではないでしょうか。自分がどのようにあるかがとても大切です。上の三つは人の心の中に潜んでいる悪魔です。道があっても理解することができなければ行動出来ません、徳がなければ人のために生かすことも考えられません。だからこそ妬むというような人間となってしまうのです。
人は出会いから多くの事を学びます。いわゆる人生を豊に生きるか、貧しく生きるかの動機付けとなるのが出会いです。一昨日FMラジオでお話をさせていただきましたが、その放送局の名前が「幸せ発信局」素晴らしい名前です。
私は人生は「ラッキー」だと思っています。出会いそのものが「ラッキー」と考えているのです。いい人と出会いたいとは願ってはいますが、なかなかどうして考えて出会えた人は今までおりません、というよりも善悪を問わない、そのような勝手を思わないのです。出会った人すべてラッキー、幸せ、素晴らしいの思いで出会っています。その出会いから「多くの事を学ぶきっかけをいただいた」からです。
今日在るのも出会いから学んだお陰です。ですから上の三つの妬みも知ることができ、出会いから自分磨きを知ったのです、感謝です。すべてお陰様のパワー。今日も良い出会いがありますようお祈りします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
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