成功の三要素、運・鈍・根

おはようございます。

 「にんげん学」一宮講座「新・論語を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。師友の皆さんと一ヶ月に一度各地でお目にかかる、とても嬉しいことです。
 私の信条の一つ「運・鈍・根」があります。幼少の頃から引っ込み思案で、臆病者でした。引っ込み思案で、臆病の理由は簡単です、何もかも出来なかったからです。出来ないことが恥ずかしかったからです。物心つき、お山に入ってから、いろいろな言葉や教えに接しました。その一つが「運・鈍・根」です。
 「運は鈍でなければつかめない。利口ぶってチョコマカすると運は逃げてしまう。鈍を守るには根がなければならぬ」という話を聞いたことによります。のろまな私にはぴったりな生き方だと思ったのです。
 人生の成功には、「運・鈍・根」の三つが必用だと言われます。「運」については、多分に本人の性格によるものでしょう。 出会いや、人の縁を生かせる人かどうかにもよります。では、「鈍」とはどういうことでしょうか。辞書には「感覚や動作がにぶい。のろいこと」そして 「鈍感・鈍根・鈍重・愚鈍」などの漢字が並んでいます。私のことでした。
  つまり、成功するためには、頭がよすぎて才走った人ではダメだと 言っているのです。私は自分にぴったりだと錯覚したのです。「根」はこの場合には、ものごとに耐える気力・根気・根性のことを指しています。
 私は弱虫でしたので、人に従うばかりの少年時代を過ごしたのです。嫌で嫌でしかたが無かったのですが、その嫌だが言えなかった、逆らえなかった、ここで「根気が養われたのです」。途中で物事を止めてしまう人は「熱しやすくて覚めやすい」ように思います。私は熱しにくく覚めにくいようです。
 哲学者の和辻哲郎は「成長を欲するものは、まず根を確かにおろさなくてはならぬ」と言っています。「運・鈍・根」この三つの「ん」が成功の三要素なのでしょう。「三つの、ん」は「運を引き寄せるパワーなのです」。
 講座にご出席の皆さん、分かった、分からなかったと二極で簡単に学びを止めるようなことはありませんよう。孔子は、「学を失わんことを恐る」と教えています。来月の一宮講座は4月18日(木)です。
 今夜は「にんげん学」東京講座「老子を読む」、東京地区の皆さん友人知人をお誘い合わせの上ご出席ください。会場でお待ちしております。
 今日は「運・鈍・根」を思いお過ごしください。

 

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
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✩Nさんが一宮講座の師友の皆さんにとお持ちくださいました。ありがとうございます。

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