利他が命

おはようございます。

 今朝は姫路駅前のホテルにおります。雨は降っていませんが曇り空です。昨日、新神戸から姫路に移動、午後2時から講演をさせていただきました。姫路も久しぶりです。講演をお聞きいただきました「松和会」の皆様ありがとうございます。長時間のご静聴感謝いたします。

 きれいになった白鷺城を帰りには雨が降らなければ観て帰りたいと思っています。そうですね、講演が終わって観光をなどと余り考えた事も無かったようです。誠澄に少しずつ仕事を任せてからそんな気持ちにもなってきたようです。
 「個人も会社も利他が命」というテーマでお話しをさせていただきました。ブログを毎日お読みくださる皆様には「利他の大切さ」は十二分にご理解実践いただいていると思いますが先日の大変な放火事件で一層「利他の精神の大切さ行動の大切さを実感しています」。
 私たち人間は元来ジコチュー、利己主義です。そこで「自分に素直になって」「どうあるべきか」が大事ではないでしょうか。
 ジコチューでも、利己主義でも決して悪いことではありません。防衛本能は本来備わっている性質なのですから、しかし、わがままが通るのも一時のことであって、年齢を重ねていけば、ジコチューや利己的生き方は「争いと衝突の連続であることを知ります」。そのような心騒ぐ生き方では楽しくありません。それ以上に才能、能力を高める喜びを捨てることほどもったいない人生はないのです。
 私たちの心には「自分だけがよければいいと考える利己の心と我利の心」、「自分を犠牲にしても他の人を助けよう」とする利他の心があります。

 利己・我利の心で判断すると、自分のことしか考えていないので、誰の協力も得られません。自分中心ですから視野も狭くなり、世間を狭くし、「間違った判断をしてしまいます」。
 一方、利他の心で判断すると「人によかれ」という心ですから、まわりの人みんなが協力してくれます。また視野も広くなるので、正しい判断ができるのです。そして世界を広げる。
 より良い仕事をしていくためには、自分だけのことを考えて判断するのではなく、まわりの人のことを考え、思いやりに満ちた「利他の心」に立って判断をすべきです。
 凡そ日本中、否、世界中の企業、会社の理念は「利他が中心となっているはずです」。ところがいつしかそれを失い身を滅ぼす、会社を滅ぼすことになることを戒めなければいけません。元々がジコチュウーがあるのですから。
 利他が人を喜ばせ、生きがいにもなると分かっていながら、それができずに自暴自棄となってはいけません、利他は「どこまでいっても利他であって」、「自分が評価されることでの喜びではないことを知ることが肝要です」。そのような喜びは「打算」「我利」「利己」です。
 明日から第30回日本一の会・富士登山です。ご参加の皆様宜しく登山ください。人生は山登りだと表現する人もいます。人は人と共に仕事をします。富士のお山にも皆さんとご一緒に登ります。しかし、「頂上にたとどりつく時間は一緒ではありません」、「道中で感じる苦しみも、喜びも同じではない」のです。
 この事実を知ることが人生では大切です。人様と同じ喜び、同じ苦しみを味わっているのではないのです。ここを確かにしませんと、「自暴自棄になってしまいかねないのです」。何でオレだけがこんな苦しみをという「被害者意識になる」のです。利己的生き方の最悪な思いとなるのです。
 利他の喜びを生きるためにも富士登山に一度ご参加ください。真に「共に在る喜び」「利他の喜び」を実感出来ます。こんなに苦しいのに、「あの人も、この人も登っている」という「共感・共鳴の喜び」「励みとなる喜び」「一人ではない」という心がわき起こるのです。
 そして明日はNPOこころのはな第31回「ひきこもり女子会」を午後0時半から1時半に開催します。午後2時からは「精神科医に聞く・ひきこもり当事者に対する医療アプローチの現状」「ひきこもり」と「心の病気」というテーマの勉強会を開催します。こちらはどなたでもご参加いただけます、ご参加をお待ちしております。
 今日は「利他が命」ということを考えてみてください。行動がなければ利他の喜びの実感はわいてきません。

 

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
※運命開運相談。辯財天秘法姓名判断。家相、地相の相談等々ご相談ください。0774-44-5380。mail:bonsan01@wao.or.jp。相談したときから主体性のある本物の人生が始まります。相談料は一件につき五千円いただいております。
※心華寺でプチ修行をしませんか、修行僧と同じメニューで一日を暮らします。非日常の体験をしますと、自分を客観的に見ることができるようになります。チャレンジ下さい。一泊二日:一万円。
※ご家族で修養しませんか!家族の絆が深まり、家庭内の憂いが無くなります。