歩み続ける

おはようございます。

 千葉県の皆様、台風15号によります大きな被害、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興をお祈り致します。
 「同じく道を修めても、先にさとる者もあれば、後にさとる者もある。だから、他人が道を得たのを見て、自分がまだ道を得ていないことを悲しむに及ばない。
 弓を学ぶのに、最初に当たることが少なくても、学び続けていればついには当たるようになる。
 流れは流れてついに海に入るように、道を修めてやめることがなければ、必ずさとりは得られる。」(仏教聖典。はげみ第二章 実践の道 第二節 さまざまな道より)
 お釈迦様の弟子のチューラ・パンタカという愚かな弟子の話があります。ご紹介します。
 「チューラ・パンタカは、数ある釈尊の弟子の中で、もの覚えが悪いことで知られた弟子でした。出家した兄の勧めで自分も出家したのですが、釈尊の説法を聞いても、その一偈をも記憶することができず、とうとう兄にも見放され、
 「おまえのような愚か者は仏弟子たる資格はない、修行をやめて家に帰れ」といわれるに至ったのでした。
 僧院の門前に立ちすくみ、呆然としているチューラ・パンタカに近づいた釈尊は、彼に一枚の布きれを与え、
 「なんじは何も難しいことを覚える必要はない。この布きれで、僧院に集まる人の履き物を浄めることに専念しなさい」
といわれました。チューラ・パンタカは、命じられたとおりに履物の掃除に専念し、ついにさとりを得たという物語です。」
 「さとりを得た」という心境がいかなるものであるか、さとっていない私にはうまく説明できませんが、払い落とすべき塵垢(じんこう)とは、履物についた埃ではなく、「自分の心のありようだと気づいたということではないでしょうか」。
 垢や埃は、除いても払っても、また積もってきます。しかし、だからといって放っておけば、いよいよ積もるばかりです。そうであるなら、私の為すべき事は、ただ一日一日、自分にできることを精一杯務めるよりほかにないのでしょう。
 知ることが教えではなく、感動した教えを、「これにまさる教えはないと思い定めて、それに力を尽くして、教えの人生を生きることだ」と、この話を読んだとき「ポストにベスト」の生き方に一層力を感じたのです。
 昨日、体調が優れず、一日横になっていて、愚鈍だった私がこの世界に入ったとき、感銘を受けたこの話を思い出し、感動した教えに、これからも力を尽くしこれからも生きようと思うところでした。
 今日はNPOこころのはな「子ども食堂」開店日です。午後4時から7時開店します。今日の正午まで予約を受けつけております0774-45-5561。小学生以下は無料。中学生以上保護者の方は300円ちょうだいしております。予約後のキャンセルの場合も必ずお電話を入れてキャンセルして下さい。お待ちしております。
 子ども食堂をお手伝いいただけます皆様、午後1時から8時の間、ご都合の付く時間帯でよろしくお願いいたします。
 明日は「にんげん学」一宮講座「老子を読む」、明後日は東京講座「老子を読む」です。一宮、東京共に会場でお待ちしております。お暑い毎日ですが、楽しみにまいります。
 今日は今ある仕事を精一杯勤めることに精進してまいりましょう。
 
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
☆「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。
※どのようなことでもご相談下さい。人生開運相談。辯財天秘法・開運姓名判断(名は体を表すと言います。幸運を引き寄せる鑑定を致します)。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp 相談する勇気が幸運の扉をノックします。
※心華寺で一泊、プチ修行、心身のリフレッシュをしませんか?いつでもお待ちしております。幸運の運気を招く心身を形成します。坐禅、読経、水行、写経、作務、食事作法、法話、非日常体験で、新しい自分発見。プチ修行一泊二日:一万円(午後2時入山、翌日午後1時下山)。各種ご相談料、一案5千円。
※お子さんとご一緒に修養しませんか!同じ価値観を持てば絆が深まります。

☆今朝の風景。

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