一つの道

おはようございます。

 「にんげん学」神戸居酒屋講座「論語を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。法要やにんげん学で皆様とお目にかかる度に喜びを感じます。皆さんありがとうございます。
 教えに目覚めただけで同行の方と出会い、学べば師友が得られます、喜びとしか言いようがありません。また、そこからいろいろな思いを感じ取らせていただける幸せです。原理原則のPowerです。
 信一つ、学び一つ、それぞれの皆さんの姿勢、行動の違いが学びとなり、お手本となり孔子が「一を以て貫く」といったことがしみじみと感じられます。論語、里仁(りじん)第4-15「子曰わく、参(しん)や、吾が道は一以て之を貫く。曾子曰わく、唯(い)。子出ず。門人、問うて曰わく、何の謂いぞや。曾子曰(そうしい)わく、夫子の道は忠恕のみ」。
 訳「孔子曾子(そうし)におっしゃいました、
「参(しん)よ、私の人生はたった一つの事を貫く事にある。」曾子は、「はい。」とだけ答えられました。孔子が出て行かれた後に弟子の一人が、「今のはどういう意味でしょうか?」
と尋ね、曾子は、「先生の人生は真心を貫く事にあるのだ。」と答えられました」。
 孔子は何でも知っていたので弟子の曾子は、「先生は何でもできるのでしょうね?」と尋ねたのです。しかし、孔子は「たった一つのことを貫いておるだけだ」と答えられたのです。他の弟子達は「孔子が何を言っているのかが分からずに曾子に尋ねたのです」。その答えが「先生の人生は真心を貫くことにあるのだ」と答えたのです。
 孔子は「忠恕(ちゅうじょ)」の道をひたすらに歩んだのです。利他の道です。忠恕とは目の前の人に対して「真心を尽くす」ということです。サポートすることです。教えるということとは天地の違いでありましょう。
 素晴らしい知識や能力、技術を持ちながら、生かされない、評価されないと嘆いておられる方は、知識も技術も、「人に生かしてこそ」「忠恕の心であってこそ」ということに気づいていただければありがたいですね。
 一つの道、思いやりの道を歩みましょう。そうすることで人は自然親しみ集まるのです。
 
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
※運命開運相談。辯財天秘法姓名判断。家相、地相の相談等々ご相談ください。0774-44-5380(心華寺)。0832-22-7404(愛宕寺)。mail:bonsan01@wao.or.jp。相談したときから主体性のある本物の人生が始まります。相談料は一件につき五千円いただいております。
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✩「にんげん学」神戸居酒屋講座「論語を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。来月は10月29日です。それまでお元気に時習ください。

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きれいな夕景でした。

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