生死一如

おはようございます。
 昨夕、宇治へ戻りました。改めて生死一如を思いました。「しょうじいちにょ」と読みます。余り普通は聞いたことがないかもしれません。「生死」とは、生きることと、死ぬことです。この二つは、普通別々の反対の言葉のように思いますが、そうではありません。
 「一如」とは、二つであって一つ、一つであって二つということです。「切っても切り離せないもの」と教えているのです。ちょうど、どんなに薄い紙でも、「表があって裏があるようなもの、裏があって表があるようなもの」です。表だけあって裏がない、裏があって表がない紙なんてあったらこわいですね。生きる事と死ぬことは「表裏一体ということです」。
 人生は決して欺(あざむ)けません。天網恢々疎(てんもうかいかいそ)にして漏らさずです。意は(天の網は目が粗いようだが、決して見逃さない。人様も見逃しはしない)。
 生死一如、生と死を例えて古来から「台所と便所のようなもの」だとおっしゃる方がいます。言い得て妙だと感心しています。何故でしょう、「台所は皆が集まる楽しいところ、このましいもの」、「一家の団らんは台所、便所ではしません」。
 便所は暗くて、くさくて、苦しいのに一人一人で行かなければいけないところです。「だからウチは便所はくさくてイヤだから台所しか作りません」などと言いますと、「たちまち台所(人生)がいきづまって困ってしまうのです」。孤独は誰もイヤです。
 ですから、いつでも「安心してゆくことができる便所があってこそ、初めて明るく楽しく食事ができるのです」。皆さん、生きるためにはいろいろな大切な事があることに目覚めましょう。
 だからこそ、利他、ポストにベストを信じ歩めば、皆が集まる楽しい台所のように、あなたの側には多くの人が集まりきたり、楽しい人生となるのです。私たちにも裏表があります、しっかりと表を支える裏でなければいけません、表裏一体が人生です。裏表のある人間、言うことと行うことが違う人は誰からも信用はされないのです。

 信じた道を楽しく歩むことこそ、歩んだ後にはいろいろな花が咲き実が稔るのです。Sさんには信の道の尊さ、素晴らしさを私の心の中に残してくださいました。皆さん、何かをした結果は前に出るのではなく、後から稔ることを確かにしましょう。種を蒔いた後に芽は出るのです。言行一致、知行合一、思っても、行動しなければ何も稔らないのです。
 Sさん、いろいろなことを思い出させてくださり感謝いたします。生死一如、生きることと死ぬことは一つ。新しい週、今月も後半に入ります。信の道を歩んでまいりましょう。
 
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
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✩昨日北九州からの帰り、徳山の工場群での夕日です。

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