因縁所生

おはようございます。

昨日心華寺グループの保育園の耐震工事が終わり新園舎の落成祈願を奉修しました。新しくなった園舎で国の宝であります児童達の保育をさせていただくことはとても栄誉な事です。
そしてその落成を記念しての祈願、祈りはとても大切です。この世は「因縁所生(いんねんしよしよう)の世界」であり、人知では如何ともし難い現実があるからです。そこで目に見えない天地自然、神仏のお加護をいただきお守りいただくという謙虚な姿勢が教職員一同が持つ事は安全安心をないがしろにしない大切なことです。
人事を尽くすことは全くその通りで当たり前のことですが、死角というものが私たちにはあります。その死角を少しでも少なくするのが「思いやる、お互いの心」です。職員同士が互いが互いのサポートをし、「補い合う心が祈る」ことです。
「因縁所生」。
原因と条件(縁)によって結果が発生するというのがすべての存在。そのもの自体(私だけ)で存在し得ないのがこの世であるというのが「因縁所生」という教えです。しかし私の「意識・心」が主体であることには違いありませんから、「思いやる、お互いの心」が大事となるのです。
何事も一人でやってはいけない、生きてはいけないのが社会であり、仕事の世界です。お陰様の気持ち、心ですね、この気持ちがない人は誰も助けてはくださらなくなりますから、良い結果を得られるはずがないのです。祈る人、目に見えない存在を大切にする人は、「さりげなくサポート」していくのです。「やってあげている、してやっている」等々の思い上がりではなく、させていただいているという謙虚な思い、行動ですから、しらずしらず「良い雰囲気の職場と成る」のです。
良い結果を得たい、良い雰囲気を作りたいと考えるならば、言わず語らずの中にサポートし合う職場を作ろうと自ら率先して行動することなのです。良い縁とできるよう日々感謝したいですね。
今日も因縁所生、皆様が多くの方のために良い縁となれるようにお護摩を修します。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
昨日今年二度目の「懺悔・礼拝行」を行いました、Iさんは二回目のチャレンジでした。SさんTさんごくろうさまでした、お昼からKさんも参加くださいました。一年の懺悔をして皆さん良い年を迎えることができますよ。
千回行っていただきました。懺悔するとは「無に帰る」ことです。いわゆる振り出しに戻ること。振り出しに戻ることなく新たな事をやったとしても、新たな芽は出ません。千回の中、一度くらいは無に帰する瞬間があるのです、礼拝行の回数を多くすることの狙いは私たち凡人は懸命になるくらいで初めて無になるのです。ランナーズハイという言葉がありますように、回を重ねてこその修行であり、快の状態になるのです。回数を聞いただけで怖じ気づくようでは新たな決意などはできません。ご参加の皆さんありがとうございます。身体で感じた悦びをもってすれば何事も成就します。そのために行うのが修行でもあります。