努め励むは生の道

おはようございます。

　人に意見をされると素直になれないときがあります。私は特に劣等感の塊のような人間だからかもしれません、知る、知らない、優劣という二元的な世界が嫌でたまらなかったからかもしれません。

　経典や心学を読んでいますと素直になれる自分がいます。そこには書と一体感となって自分という存在感しかないからだといつも思う。人とは何と不思議な生き物なのでしょう。このことを明らかにしますと、書を読むように人の言葉も受け入れられるようになるのが不思議といいますか、あたりまえのようです。いわゆる、目覚める、自覚できるのです。
　「私を導いてくれている、という喜び」です。書の中で自分が工夫している喜びが、人の話を聞いているうちに同じような喜びとなるのです。人との共鳴なのかもしれません。それを感じたのが「師との出会いでした」。
　世間で言われます、「小さな親切大きな迷惑」と人様の意見や教えを感じているうちは、大きな飛躍はかないません。
　仏教聖典に「屋根のふき方の悪い家に、雨が漏るように、よく修めていない心に、貪（むさぼ）りの思いがさしこむ」と説いています。
　教えや人様の意見を聞かず、豊かな人生とするため己を修める心の無い人間は、貪る心、欲しい欲しいの思い、欲望だけが増大し、日々不幸な思いが募（つの）るということです。

　このようにも教えています。「怠るのは死の道、努めはげむのは生の道である。愚かな人は怠り、智慧ある人は努めはげむ」。
　教えを知った人は嬉々として努め励むのです。だから「人が寄ってくるのです」。だからこそ一層「生きている喜びに満たされるのです」。故に「生の道」といわれるのです。
　怠れば、貪り、周りに当たり散らし、愚痴と不平不満を言い、日々、死の道をひたすら歩むのです。
　皆さんは生の道、死の道、どちらを歩みますか、この質問は何もオーバーなことではありません。夢、志を求め日々努め励む道を歩んで行かれるとおもいます。私は夢に向かう人を好ましく思うのです。それは輝きを放っているからです。
　今日はNPOこころのはな「子ども食堂」開店日です。午後4時から7時まで開店致します。今日の正午まで予約を受けつけております。0774-45-5561。小学生以下は無料。中学生以上保護者の方は300円ちょうだいいたします。予約後のキャンセルの場合も必ずお電話を入れてキャンセルして下さい。お待ちしております。
　「子ども食堂」のお手伝いをいただけますボランティアさんを募集しております。午後1時から8時までの間に、ご都合の付く時間帯でよろしくお願いいたします。国の宝であります子供さんへお力をお貸し下さいますよう。
　今日は仕事のことで精進されることはもちろんのことですが、自分自身豊かに生きるために努め励んでいることは何かな？と考えてみてはいかがでしょうか？。

世界平和をお祈りいたしましょう。Ｆｌｏｗｅｒ　ｉｎ　ｙｏｕｒ　ｍｉｎｄ・ありがとう・心に華を咲かそう。
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